インフレについて

コロナ禍以降においてここ最近よく耳にするインフレ（インフレーション）とは、

『物の価値が上がること・通貨の価値が下がること』をいいます。

デフレ（デフレーション）はその逆で、

『物の価値が下がること・通貨の価値が上がること』です。

インフレには大きく分けると、

①    コストプッシュインフレ　　→　生産コスト(エネルギーや原料)の上昇によるもの

②    デマンドプルインフレ　　　→　景気が上昇し需要増によるもの

③    貨幣的要因によるインフレ　→　貨幣の供給量が大幅に増えたことによるもの

日本における戦後のインフレについては全て原油価格上昇による①コストプッシュインフレであったといわれています。

ここ最近の物価上昇についても同じように、戦争による原材料コスト上昇や米金利上昇による円安の影響と考えられます。

そしてこれまでの日本のインフレは全て短期的で一過性のものだったそうです。

今回も一過性で終わるのか、コストプッシュインフレを受けて賃金上昇に転じさせてデフレ脱却となるのか。

今後も世界情勢含めた経済動向に注目です。