米金利上昇によるさらなる円安懸念について。
2022.09.22
日本時間の9月22日にFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されました。
この会合では金利や為替に関する金融政策の方針が決定されます。
今回の会合では、
・0.75%の利上げ
・25年末までかけてインフレを退治
ということが決定しました。
現在アメリカでは未だ8%を超えるインフレ率となっています。
インフレ率を2%に抑えるために今回のFOMCでも金利上昇の決定がなされました。
これにより一層の円売りドル買いも加速するのではと考えます。
日本としては為替介入を匂わせる発言等ありましたが、それにはアメリカの合意が必要な協調介入で円高ドル安に向かわせないといけません。
ただ、現時点においてインフレ抑制をしたいアメリカが円高ドル安に合意してくれることは簡単ではないと思います。
今後の日銀の黒田総裁の発言に注目したいと思います。
弊社にてドル建終身保険を契約いただいているお客さまには昨今の円安で掛金の上昇もあり、ご心配おかけしております。
毎月の掛金が100ドルとして、1ドル=100円換算で10,000円
現在は1ドル=145円として14,500円となります。
この場合掛金だけ上がっているように思われますが、円安により保険金額(死亡保険金の円換算)も上昇しています。
死亡保険金が例えば50,000ドル 1ドル=100円換算で500万円だった保障も現在の1ドル=145円ですと一時的に725万円に上昇しております。
インフレ対策のひとつとしては、お金を価値のある別のものに替えておくことも大切です。
それが、外貨や金などです。
そういう意味でインフレで円安の最中リスクヘッジとしてドルを購入していただいているのは資産防衛策のひとつになっていると思います。
とはいえ、掛金の額がこの円安で上昇し家計への影響も気になられると思います。
そんな時はいつでもお気軽にご相談ください。
一緒に解決策を考えさえていただきたいと思います。
次回は26日以降のコロナに関する入院給付金の取扱いについて変更がございますので、そちらのお知らせを記載致します。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。