名古屋小児がん基金について
2021.08.17
タイトルにある名古屋小児がん基金ですが、この基金との出会いは2019年の末でした。
基金の理事長であり、名古屋大学名誉教授の小島先生の講演会が四日市で開催されるということで当時は基金のことは知らず、講演内容のがんの治療薬についての問題を勉強したいと思い参加しました。
先生のお話のなかで小児がん治療について取り巻く環境を知り、また経済的な理由や行政・法律の問題が理由で治療が受けられず亡くなってしまう子ども達がいることを知りました。未承認薬の多くは大変高額で家族によってはその負担が難しいこともあります。
講演の中で、小島先生が『経済的な理由で命の選別がなされてはならない。』と仰っていたのがとても心に響きました。その先生の想いがこの基金の設立のきっかけでもあるそうです。
私自身も同い年だった又従兄弟が小児がんで亡くなったという経験があります。
彼は小学校入学と同時に発病。その後6年生まで闘病し、中学生にあがることなく他界しました。闘病生活では、本人はもちろんのこと家族も様々な悩みがあります。名古屋小児がん基金はそういった方たちの心の悩みを少しでも和らげる場所でもある気がします。是非多くの方にこのような素晴らしい団体があることを知っていただきたいです。
このコロナ禍でも多くの子供たちが病と闘っています。そこには多くの方からの寄付ももちろん必要ですし、その温かい気持ちが子どもたちのための研究助成や治療費補填となります。
この基金と出会えたことで使命感をもって仕事をすることの大切さを再度認識することができたと思っています。
私の仕事では病気を治すことはできません。しかし、最善の治療をうける準備や環境づくりは情報提供によってお手伝いできます。
出会った方々にとっての良き伴走者であるように今後も自己啓発していきたいと思います。
そしてこれからも、より良い情報をお客様へお届けしたいと思います。
今回、ご紹介した名古屋小児がん基金のHPはこちらです。弊社のHPの当事務所についてのページにバナーもございます。